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南米日本人サッカー監督の挑戦

南米でのサッカー監督ライフを書いていきます。

Jリーグの思い出。異文化を超えて理解しあった仲間達に感動。

現在はブラジルでサッカー指導者をしている私ですが、以前は2012-13シーズンの名古屋グランパスU12と、2016年前半はFC琉球で働いていました。

 

 

2016年10月10日、イオンモール沖縄ライカムでFC琉球キャプテンの田中恵太選手のトークショーがあります。

 

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現時点でJ3得点ランク1位の選手ですね。

 

 

サッカー選手なので、プレーで結果を出す事も重要なのですが、試合中のゴール同様にトークでも決定力を見せられるか!?笑

 

楽しみです。

 

FC琉球にいた頃、僕はTOPチームのブラジル人の通訳をしていました。

 

 

その時のチームメイトの気遣いに感動した思い出のお話。

 

 

その当時、田中恵太キャプテンはブラジル人とコミュニケーションを取ろうと、ポルトガル語の本を買って勉強していました。

 

ブラジル人のためかは分かりませんが、通訳日記という日本代表通訳の本も読んだ事があったみたいです。

 

 

通訳日記 ザックジャパン1397日の記録 (Sports Graphic Number PLUS)

※画像クリックで購入出来ます

 

( ザックJAPANの通訳、矢野大輔さんが書いた本で、日本代表内部から見たチームの素顔を書いた本です。

4年もの長い月日を内側から見ているので、メディアよりもかなり素に近い選手の表情が見えてきます。

本田選手とザッケローニ監督の直接対談など面白かったです)

 

 

田中恵太選手はブラジルに住んだ事はないはずですが、わざわざ自費で本を買って勉強して、ブラジル人の気持ちを理解しようとしてくれるキャプテンでした。

 

勿論通訳の僕がいるのですが、それでもそういう姿勢はブラジル人にも伝わるし、本当に気遣いを有難いなと思っています。

 

言葉分からないはずなのに、休みの日にはブラジル人誘ってご飯連れてったりもしてました。

Google翻訳の力も借りて。

 

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機械の翻訳ではまぁ言葉の50%くらいしか伝わらないんだと思います。

でも、気持ちの部分は伝わるんですよね。

 

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ブラジル人選手が日本のクラブに入った時、そこは日本ですから、当然僕の考えでは日本の文化に適応するために全力で頑張る必要があると思います。

 

とはいえ、日本人で日本に何十年住んでても「あの人は常識が・・」なんて聞こえるほど難解な文化を擁する日本。

 

来たばかりの外国人にはいくらなんでも難しい場面って沢山あります。

たとえどんなに努力しても。

 

「おもてなし」の国と言うからには、ある程度こちらも相手の文化を理解しようとする歩み寄りもあって良いのかなと思っています。

 

 

勿論、甘やかすのではなくて、外国人も全力で日本文化に適応しようと努力した上で、それでも最初から完璧に対応するのは無理なのでお互いに歩み寄るという事です。

 

 

もともとコミュニケーションって一方通行でなくて、お互いの心遣いって大切だと思いますので。

 

 

リフティング100回出来るためには本人は当然努力すべきだけども、生まれてはじめてリフティングした初日はどんなに努力しても難しいかなと。

だから周りが練習法なりコツを伝授するくらいのお手伝いはして良いんじゃないか、みたいな。

 

たまにですが、日本はそういう所が少し足りないよね、とは、海外で時折聞く話だったりします。 

 

 

僕は通訳だったので、当然お互いの言葉を訳すしますし、お互いの文化の橋渡しをしますけれども、FC琉球の選手のこういった心遣いには、通訳としてもとても助かりました。

 

 

僕も海外生活をスタートさせた最初の頃、良かれと思ってやった事なのに相手の文化ではあまり好意的にとられない事だったり、例えば問題があった時に、実は事情があって、説明すれば100%納得させられるはずなのに言葉分からなくて辛い思いをした経験、あるんですよね。

 

 

そんな時に僕はブラジルでのチームメイトに恵まれていて、彼らは僕を冷たく突きはなすのではなくて、僕が辞書を使う時間を待ってくれたり、事情があるなと察してくれて自分から裏どりしてくれたりしました。

 

だから僕はブラジル大好きなんです。

 

そんな経験があったから、僕はオリンピックでも通訳をした時などに、そういう時には言葉だけでなくて彼らの心情とか文化にも気を使うようにしています。

 

 

ただ言葉を訳すだけじゃなくて、例えば日本人が深々と頭を下げて挨拶している時に、もし外国人が「この日本人は俺の顔を見ないで何をしているんだ?目をそらして・・俺が嫌いなのか?」と思ってしまったとしたら問題ですよね。

 

なので一言「これは日本式の敬意の表明で、今あなたに対してとてもリスペクトしています」と説明すると印象が変わるかも知れません。

 

また、外国人同士、通訳がいて言葉が通じるとしても、見てるTVが違うし好きなサッカーチームも違うしで単純に何を話して良いか分からない、話題が不足する事もあります。

 

そういう時に通訳から話題を振るのも一つアリかなと思っています。

 

 

例えば日本アニメの話題ならどうかなとか、日本の銭湯の話とか。

 

「日本の悟空の声は弱そう」

「日本の悟空が本物だ!」

なんて言ってブラジル人とおちょくりあったのは楽しい思い出です(笑)

 

 

FC琉球には増谷幸祐という選手がいるんですが、彼もまた面白い。

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彼もポルトガル語の本を買ったりインターネットで単語を調べたりしてコミュニケーションを図ろうとした選手で、よくブラジル人の家にも遊びに来ていました。

 

するとブラジルに来た事は一度もないしブラジル人の親戚とかいたわけでもないはずなのに、加入して2ヶ月くらい経つと何故かポルトガル語少し話せる様になってました(笑)

不思議です。

 

 

 

【ゴルフをした事がないブラジル人プロサッカー選手が初めてゴルフをするとこうなる】

クリックで再生

 

 

國學院久我山高校卒業後、スペインでプレー経験のある富樫佑太選手も、ポルトガル語の本を買って勉強してたので、途中からスペイン語ポルトガル語を混ぜて会話していました。

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積田選手もよく練習の送迎してくれたし

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 宮城選手も地元出身という事で、沖縄の案内をしてくれたし

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余談ですがお笑い担当山内選手はたまに外国人に間違われるそうです。

デニス山内と呼んであげて下さい。笑

 

FC琉球って今どうなってるの?何が変わった?読谷村初のJリーガーに聞いてみた - 沖縄B級ポータル - DEEokinawa(でぃーおきなわ)

 

 

そんなFC琉球の思い出、楽しかったなーと思います。

 

ちょっとチームメイトに感動したお話でした(^^)

 

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